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タラちゃんのこと

18年前の今日も、とても暖かい日だったね。
もう、ずっと食餌をとれない先代タラちゃんに
点滴をしてもらうためにいつものように病院に預けにいった。

夕方、動物病院に電話を入れると良くないお知らせ。
急いで病院に向かう。
ケージの中のタラちゃんは、ぐったりと横たわっていた。

ああ、タラちゃんの魂はもうここにはいないんだって思った。

「初めてタラちゃんを抱っこして触れた」って
ケージからタラちゃんを出してくれた動物看護士さんが言った。
私は愛想笑いしながら、そうね、もうタラちゃんは怒る元気も
暴れる元気もないのよって心の中で呟いた。

家に連れて帰るのが怖かった。
もうひとりの動物介護士さんが、家まで一緒に来てくれた。
うれしかったし、心強かった。

タラちゃんの最期を見届けるのが怖かった。

タラちゃんはゆっくりゆっくり呼吸をしてた。
何度か息を吸って、そして、二度と吐くことはなかった。
そっと胸に耳を当てると、何にも音はしなかった。
さっきまで、脈打っていたタラちゃんの心臓、止まってた。
まだ、暖かいタラちゃん。
現実を受け止めるのに、少し時間がかかった。





# by cybercat22 | 2018-03-26 18:08 | ネコノコト

16才になったよ

タムっちこと、タムタム。
無事に16才のお誕生日を迎えることができました。
感謝、感謝。ありがとう!!!

あずき猫やシェンちゃん、
先代タラちゃん、二コルちゃんの写真に向かって、
見守ってくれていてありがとう。
あなたたちの分まで、穏やかに健やかに過ごせるように
これからもタムっちのこと、見守り続けてね。
って語りかけながら手を合わせた。
そして、また、いつかどこかで一緒に暮らしたいね・・・とも。

タムっちには、まだまだ元気でいて欲しい。
長生きして欲しい。
これからもよろしくね。
# by cybercat22 | 2016-06-04 17:09 | ネコノコト

1年

シェンちゃんが旅立ってから1年が過ぎた。
想い出すと切なくなってくるけれど、
あずき猫も、シェンちゃんも、楽しそうな姿だけを
しっかり私の記憶に遺していってくれた。

ありがとう、ありがとう。
たくさんの想い出を本当にありがとう。

また、会えるって信じてる。

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もう、こういう姿、見られない。

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またいつか、どこかで、きっと、一緒に暮らそうね。
大好きだよ。
いつまでも、大好きだよ。




# by cybercat22 | 2016-02-21 18:15 | ネコノコト

月命日ーシェンロン

シェンロンの月命日。

ペットロスの話とか、そういう記事を読むといまだに涙があふれてくる。
タムっちがいるとはいえ、シェンちゃんやあずき猫を失った悲しみは大きい。
少しずつ、シェンちゃんやあずき猫のこと書いていこうと思う。

自力ではゴハンが食べられずに体重が減っているシェンちゃんのために
ロイカナの高栄養パウダーや高栄養パウチ、チューブダイエットや
リーナルケアなどいろいろ取り寄せた。
その中で気に入ったものを食べてもらおうと思った。
ワンラックの注入器を買いにいったり、お水を撒き散らされても良いように、
薬局で介護用の使い捨てシーツを買ったりこれからのことに備えた。
そして腎臓にもリンパ腫が飛んでしまったらしいシェンちゃんに、
近いうちに自宅で輸液をしなければならなくなることも覚悟したし、
できることは何でもしようって思ったし、だけど、私のエゴで
無駄にシェンちゃんを苦しめることのないようにとも思った。

金曜日の夕方だった。
シェンちゃんのための買い物を終えて帰宅して
様子を見ていると、私にはわかった。

ああ、この子はもう永くない。まもなく死んでしまうだろうって。
時計をみると5時前。
病院に連絡しようかどうしようか、少し迷った。
でも病院に連れて行ったところでシェンちゃんはたぶん助からない。
預けたらそのまま病院で死んでしまうかもしれない。
病院で1日2日生き永らえさせるより、このまま家で看取ろう。
たとえどんなことがあっても、
しっかりとシェンちゃんのことを見届けようと腹をくくった。

2月21日は、とても良いお天気だった。
タムっちが着かず離れず寄り添っていた。
日のよくあたるベッドサイドにシェンちゃんを移動すると
とても気持ちよさそうに顔を上げた。
シェンちゃんを撫でながら、一緒に暮らした日々を思い、
何度も何度もありがとうと伝えた。
ほんとうにシェンちゃんは良い子だった。

でもね、シェンちゃんにもあずき猫にも夢の中で会えないんだ。








# by cybercat22 | 2015-09-21 23:26 | ネコノコト

13年前の今日

シェンちゃんを埼玉の川越まで迎えに行って
うちに連れてきた日なんだ。

シェンちゃんは7兄弟の長男で、同じ日に三男、四男、五男、
次女がそれぞれのお家に旅立って行ったように記憶してる。

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電車に揺られながら、家に到着した生後3ヶ月のシェンちゃん。
緊張と疲れからか、心なしか目がうつろ。
あんた誰?とばかりにクンクン匂いを嗅ぐタムっち。
この後、シャーの洗礼を受けたシェンちゃんだけど
ぜんぜん動じなかった。
置いてあったあずたんとタムっちのカリカリをおいしそうに食べて
それ以降、持参したベビー用のドライフードには目もくれなかったっけ。
シェンちゃんはこの時に使ったキャリーバッグが
ずっとお気に入りで、良く中に入って寝てたんだ。
暑い時期はほとんど入らなかったから、
シェンちゃんがこの中で寝始めると
涼しくなってきたんだなってある意味季節を感じてた。

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あずき猫とはすぐに仲良しになった。
ありがとう、君たちはたくさんの想い出を残してくれたね。
ああ、あのころに戻れたらいいのに・・・。
Wish you were here.



# by cybercat22 | 2015-08-29 22:18 | ネコノコト